須川高原温泉とは?

岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山の中腹にある温泉です。

栗駒山の北方、中央火口丘である剣岳の北麗に位置する須川高原温泉。
標高1126m、灌木や溶岩、豊富な高山植物に囲まれた温泉です。

歴史は古く、徳川時代から湯治場として親しまれ300年以上もの間、みちのくの秘湯として多くの人々の心を、身体を慈しんできました。

ゆたかな大自然のふところに位置する須川からの眺望は雄大で、遠く鳥海山までも望むことができます。
春から夏にかけては栗駒山登山の基地として、また秋には全山が紅色に染まり、紅葉狩りの人々の宿として人々の疲れを癒し続けています。

須川の歴史

温泉の歴史は古く、いまから1,100年前の平安時代に編纂された歴史書『日本三代実録』(901年)にはすでに【酢川】の名前が登場しており、この時代すでに広く知られていた事がうかがえます。その後【寿替】といわれた時代もありますが、現在は【須川】として統一されております。

栗駒山と須川高原温泉の環境

栗駒山は那須火山帯に属する奥羽山脈の中央に位置し、岩手・宮城・秋田と三県にまたがる標高1,627m。
山麓から頂上までは奥深く、高山植物は150種類以上と多く群落を作っています。原始林・峡谷、湖沼・高原湿地帯など景観を多方面から楽しむことができます。

温泉は栗駒山の中腹、1.126mにあり毎分6,000Lもの多量の湧出量を誇り、また周辺の環境は数壱拾万平方メートルもの広さにわたる高山植物と溶岩とで自然が造ったロケーションは実に素晴らしく、客室にいながら眼下に見られる雲海、そして西方に鳥海山に沈む夕陽と共に須川温泉の三大景観ともいえます。

環境の利用法

須川のような療養温泉が病気に効くのは温泉そのものの作用だけではなく、恵まれた自然環境がストレスをとる働きをするからです。
この環境を利用するには積極的に温泉の周辺の遊歩道を散策することをおすすめします。
湯げ山めぐり、旧噴火口、お花ばたけ、キャンプ場、須川湖、昭和湖と次第に歩行距離を延ばし、自信がついたら1,627mの栗駒山頂まで約2時間かけて登ってみてください。
健脚向きの方には、まぐさ岳もあります。
療養中の方でも、早朝臨む景色だけでも爽快感があります。